森田木工所主要木工商品一覧

食品の安全はもちろん、蒲鉾の品質の向上に貢献する蒲鉾板を追及して50年以上。蒲鉾生産シェアトップの新潟県の企業様を始め、多数の企業様に納品しています。
蒲鉾の板にはかまぼこの水分量を調整する機能や抑菌性の機能など、欠かせない役割があります。　　　蒲鉾の役割へ＞＞

森田木工所では「高品質な板の製造」「安定供給」「ご要望に合わせたカスタムメイド」をモットーに、かまぼこ製造企業に貢献しています。

食品製造品質レベルを目指した製造

私たちは木工所ではありますが、食品に接する板を製造することで食品製造現場に求められる安全性の実現を目標にしています。
節や変色などのある木材を排除して均一の製品を製造することはもちろん、工場入室前の従業員の衛生チェックや製造時のウェア着用方法もルールを定め、製造ラインでは有害残留物のない高濃度オゾンガスによる板表面の滅菌処理工程を設けています。

年中安定した供給

蒲鉾板の原木はヨーロッパ産モミ(タンネ)。この安定して輸入できる木材を使って、温暖で安定した気候の中、全国へ配送するに利便性の高い立地で工場を運営し、年中安定した蒲鉾板の供給を実現しています。･また、森田木工所は創業昭和43年、蒲鉾板製造の老舗を自負しています。合理化を目的として製造ラインのオートメーション導入を繰り返し、独自に開発したコンピューター画像処理装置による高速選別と、ベテランの目による厳しいチェックの両輪で、一日最大10万枚・200種類の蒲鉾板を送り出すことが可能です。

形状や厚みのご要望に合わせたカスタム

メーカーごと、商品ごと異なる形状や厚みの蒲鉾板に柔軟に対応した製造ラインでご要望にお応えしています。

蒲鉾板の製造工程で出る削り片の利用、時には受注量が多い場合は積極的に削り片を製造し、動物実験用の床敷を製造しています。

薬剤開発や高度なバイオテクノロジーの実験に使用され、実験動物の生育環境を担うため、床敷が果たす役割は大きく、動物の隠れる習性を理解し、動物のストレスを軽減し命を育む床敷と考えています。
ほこりや削り粉を分別し、軽やかで温度を保ち居心地の良いカールのある削り片であることが、動物の呼吸器官に細かな削り粉が影響することを防いでいます。
実験の有効性と精度を高めるため、均一の条件で動物の飼育環境を整える必要がありますが、森田木工所の削り片は食品に使用する蒲鉾板の製造工程で副産物として得られる削り片ですので、接着剤や塗料が混入することはありません。さらに、複数の木材が混ざっていません。
常時同一の品質で実験に貢献する床敷を、通年安定して供給しています。

近年、キャンプやバーベキュー、グランピングなど屋外で楽しむ人々が増え、燻製材の需要も高まっています。
蒲鉾板の削り粉のほか、燻製材として、りんご、くるみ、ならなど多種の材料を取り扱っています。
森田興商では企業様向けの燻製材としてOEMが可能です。

きのこ用オガ粉など、木工製品及び製造過程の副産物を加工した製品を取り扱っています。
是非ご相談ください。